ジーナ式の睡眠
ジーナ式ネントレで重要ポイントのうち1つ、睡眠。
早い段階で夜通し眠ること
1人で上手に寝られる赤ちゃん
これらを目指す、ねんねのトレーニングなので
睡眠に関する情報がとても多いです。
実際にスケジュール通り過ごそうにも、
途中覚醒したり、そのおかげでスケジュールが崩れたり
その時に見直すポイントも多いです。
それらを具体的にまとめました。
ジーナ式ネントレの睡眠、重要なポイントは?
授乳
どれだけ授乳がうまくいっているかどうかです。
1日に必要な母乳や、ミルクを、日中にできるだけ沢山吸ってもらうこと
そのためには、きちんと決められたスケジュールで、
決められた時間授乳をすることが大切になってくるのです。
なぜかを説明します。
赤ちゃんが泣いた=お腹が空いた
だけではありません。疲れて眠くても泣きます。
これを知らないとこんな事態になります。
- 眠いだけなので、おっぱいを飲ませても少ししか飲めない
- 毎回ちょこちょこ授乳になり、トータルで沢山飲めていない
これが繰り返され、
日中だけでは1日の必要量が摂取できず
何度も夜中に起きることになります。
ジーナ式スケジュールでは、
お腹がすくタイミングで授乳の時間が設定されています。
※個人差はあります。
授乳にかける時間も決められているので、
1度に沢山飲むようになっています。
これのおかげで、早い段階で夜通し眠ることが実現できるのです。
入眠儀式
赤ちゃんが睡眠を何と関連付けているのかにかかっています。
日本の産院や、周囲から教わるのは、
- 抱っこでゆらゆら
- 背中トントン
- 車でドライブ
といったところですね。
しかしいつもそれでは親の体にも負担がかかります。
ジーナ式では、
スリーパーやおくるみを着させる
これを毎回習慣化することで、入眠儀式になります。
今から寝るんだと赤ちゃんに覚えてもらうことが重要です。
そうすることで、親の力を借りず上手に1人で寝てくれるようになります。
スケジュールのポイント
ジーナ式スケジュールは、上記のことを踏まえて
赤ちゃんがご機嫌で過ごすようによく考えられています。
起床・就寝・授乳(食事)・お風呂・就寝時間が決まっている
生活リズムを整えることで、赤ちゃんが次に何を欲しているのか
泣いている理由がわかるようになります。
睡眠→起床→授乳→遊び→睡眠→起床・・のサイクル
授乳後と睡眠をくっつけること無く過ごすことで、
授乳による寝かしつけの癖をつけないように計算されている。
赤ちゃん、特に低月齢の頃は
起床してから2時間経つと疲れがたまり眠くて泣く
ジーナ式スケジュールは、赤ちゃんが眠くなる頃に
お昼寝時間が設定されています。
お昼寝の時間が近づくとグズグズしますが
眠いと判断ができるので対処法がわかります。
とにかく部屋は暗く
しっかりと睡眠を取らせるために、
部屋は何も見えないぐらい暗くすることが大事です。
それを証拠に、友人宅へ招かれたときなど、
寝室環境が明るかったりすると
ぽんぽんでも途中覚醒して泣いて起きていました。
部屋が暗いと、ぐっすりと寝てくれます。
- 明かりが漏れるところは黒い布を貼って隠す
- 遮光カーテンで対策
お昼寝中の途中覚醒
時間まで寝てくれないこともありました。
- すぐに駆け寄らず10分は様子を見る
- 泣き止まない、泣き方が激しい時は、
起床後に飲むおっぱいやミルクの量の半分をあげて
寝付かせる(=振り分け授乳) - それでもダメなら抱っこ、トントンで寝かしつける
- 諦める
重要な順に並べました。
とにかく、自力で寝てもらうことを目標に
泣いたらすぐおっぱいという癖は絶対にNGです。
特にランチタイム昼寝は、1日の中でもとっても重要で
一番長く時間も設定されています。
なのでなるべく時間まで寝てもらえるように努力して下さい。
それでも寝付かない場合は、諦めて起こしちゃいます。
そうすると、夕方疲れてグズることもあります。
15分程度うたた寝させてあげて、
最低でも17時までには起こしてあげて下さい。
起きた時間が後ろ倒しになった時は、
就寝時間も後ろに倒せば良いのです。
そしてまた次の日は基本のスケジュールに沿って過ごしていけば大丈夫です。
3日以上スケジュールが崩れると習慣化してしまう恐れがありますが
それ以内であれば、きちんと赤ちゃんは適応してくれます。
スケジュールがずれても、基本があれば応用できる
いかがでしたでしょうか?
睡眠に関する悩みは、低月齢のうちは特に多いのではないでしょうか。
1歳も近くなれば、動きも激しい分ぐっすりと寝てくれるようになりますし
夜泣きもほぼ無かったです。
歯が生えてくる時は例外的に多少ありましたが、
すぐに自力で再入眠してくれました。
参考になれば嬉しいです。