赤ちゃんの夜泣きで睡眠不足!寝かしつけに時間がかかりすぎて毎日がしんどい。
そんな時は、ネンネトレーニング(以下、ネントレ)が効果的です。
しかし、
というネガティブな情報を見かけると、とても不安になりますよね。
結論から言うと、私はふたりの子どもをネントレして後悔したことは一度もありません。
その時を振り返り、リアルな体験談を交えてネントレの後悔や笑わなくなったのかについて以下のようにまとめました。
- ネントレで後悔しない7つのポイント
- 本当に赤ちゃんが笑わなくなる?
- ネントレのメリットとデメリット
- ネントレで育てた子どもたちの今
- ネントレによくある質問
現在(2024年8月)は、上の子が6歳で下の子は1歳半です。
ネントレで育った子どもの発達や成長の様子も参考にいただけますので、ぜひこのまま読み進めてください。
目次
ネントレで後悔しない7つのポイント
ネントレを後悔なく成功させるため、7つのポイントをおさえましょう。
- 正しいネントレの知識を理解する
- ネントレに必要なグッズを揃える
- やると決めたらやりきる
- 夫婦間でしっかり擦り合わせる
- 寝る30分前のテレビを避ける
- 起きている時の関わりを密にする
- 経験者に相談する
ネントレで後悔している人の中には、成功しなかった人も一定数いるようです。
決められたルールをしっかり守り、必要なグッズを整えておくことが成功と後悔のないネントレの秘訣になります。
1.正しいネントレの知識を事前に理解しておく
ネントレをするためには、正しい知識が必要不可欠です。
私の場合は書籍を何度も繰り返し読み、大切なところは育児日記のメモ欄にまとめていつでも参照できるようにしていました。
私が参考にしていたネントレの本はこちら。
Kindleもありますが、現物で持っておくことをおすすめします。
ネントレには細かいルールが決められており慣れるまでは
あれってなんだっけ??
と忘れがちです。
辞書のようにわからないところを何度も引きながら実践していました。
気がついたことはすぐメモできるしね!
ちなみに当ブログサイトは、ネントレ成功のノウハウをまとめていますのでブックマーク推奨です!
・ルーティーンをもとに生活する
ネントレを成功させるいちばんのコツは、ルーティーンを固めることです。
のサイクルで活動するので、自然と生活リズムが整います。
生活リズムが整うと眠くなるタイミングも固定されるので、その分寝かしつけもしやすいです。
ネントレ実践中の1日のスケジュールは、こちらのカテゴリーに月齢ごとにまとめています。
・寝る前のルーティーンを確立する
寝る前のルーティーンの役割は、赤ちゃんに「今から寝るよ」と教えてあげることです。
絵本や歌は、あまり激しくないやさしい内容のものにしましょう。
月齢 | 寝る前ルーティーンの内容 |
---|---|
0歳代〜1歳半 | スリーパーを着せること |
1歳半以降 | 絵本の読み聞かせ |
スリーパーについてはこちらで詳しくご紹介しています。
1歳半ごろから赤ちゃんとコミュニケーションが活発になるので絵本の読み聞かせはおすすめです。
『ノンタンのたんじょうび』は、お友達がネコのノンタンに内緒でお誕生日のケーキやクッキーを作ってお祝いをするお話です。
テンポ良く話が展開するので、集中力がまだ短いけど少し長いお話にも興味を持つ1歳半以降の赤ちゃんでも最後まで読み聞かせられます。
どんどこももんちゃんは1歳前の赤ちゃんにおすすめです!
・ネントレに適した月齢か確認する
ネントレを始めるタイミングは、あまり大きくなってしまうと定着までがとても大変なため早めに始めることが望ましいです。
上の子は生後2週間からネントレを始めたおかげで、ネントレが定着するのはとても早く夜泣きの苦労は未体験です。
上記の書籍にも、生後すぐからの実践がおすすめと書かれています。
2.ネントレに必要なグッズを揃える
私がネントレに成功し後悔しなかった理由は、必要なグッズを揃えたことです。
- ベビーベッド
- おくるみ
- スリーパー
- 遮光カーテン
- モニターカメラ
ネントレにベビーベッドは必須アイテムと言えますが、値段が安くはないうえに場所を取るため躊躇しますよね。
<ベビーベッドの入手方法>
- お店やネットで購入する
- レンタルする
- 出産祝いでいただく
- フリマサイトで購入する
- 友人に借りるか譲ってもらう
私も上の子の時は友人からレンタルし、下の子の時はフリマサイトでかなり安く(約2,000円)手に入れました。
ただし説明書や部品の一部がないなどのプチトラブルもあります。臨機応変な対応ができるかどうかも考慮して、入手ルートを検討しましょう。
部屋の間取りや広さの問題で使えない場合は、こんなものも便利です。
ちなみに上の子は、2歳手前でベビーベッドを卒業しました。下の子は現在(1歳半)も使用中です。
部屋は狭くなるけど、一時的なことだから割り切りも大事!
遮光カーテンで足りない部分は、100均で購入した黒いフェルトで自作したカーテンも使いました。その様子はこちらから見れます。
モニターカメラも必須アイテムです。ネントレ中の赤ちゃんは、基本的に部屋の中でひとりで寝ます。
寝てる間の寝返りや、泣いても安心♪
ベビーベッドの様子をモニターで見聞きできるようにすれば、ママやパパが別の部屋で過ごしていても安心です。
3.やると決めたらやりきる
ネントレを後悔なく成功させるためには、やり切ることが重要です。
正直、ネントレが定着するまでは結構苦労しましたし
やめた方がいいのかな…
と思うことは何度かありました。
ここでやめたら、それこそ後悔しそう…
と、自分をふるいたたせ成功するまでやめないと決めました。
その結果、1ヶ月後には寝かしつけもゼロなうえに12時間夜通し寝るようになりネントレは大成功。
夜泣きに悩んだこともなく、友人からは天然記念物扱いされています 笑
4.夫婦間でしっかりすり合わせをする
ネントレを実践する前に、夫婦間もしくは同居の家族としっかりすり合わせしましょう。
- ルーティーンのスケジュール
- ○○分泣いたら抱っこする
- 万が一夜泣きをした場合の対応
- 昼寝の途中で起きた場合の対応
赤ちゃんが寝るときに泣いてしまった場合すぐに抱っこしないことはネントレの基本です。
ママがそのルールを守っていても、パパがすぐに抱っこして寝かしつけようとすれば振り出しに戻ってしまいます。
ママとパパ、じーじばーばで違う対応は混乱しちゃう!
赤ちゃんのお世話をする可能性がある人と、事前にしっかりルールを擦り合わせておきましょう。
5.寝る30分前にテレビを消す
ネントレで育ち順調だった上の子も、生後10ヶ月の頃に急に寝つきが悪くなりました。
ネントレしてるのになんでだろ…
今までと変わったことを考えてみたところ、テレビが原因と判明。
生後10ヶ月ごろからアンパンマンを見せ始め、その流れでダラダラつけっぱなしにしていたんです。
生後10ヶ月といえば離乳食が3回食になったり、後追いが激しくなったりと色々大変な時期に突入します。
テレビに頼る機会増えてたよね
せめて寝る30分前からは静かな環境にするために、テレビを消すことにしました。
すぐに効果があらわれ、寝かしつけはスムーズに元どおりです。
6.起きているときの関わり方を密にする
ネントレに後悔する理由のひとつとして、寝かしつけで泣いてもすぐに抱っこしないことが挙げられるでしょう。
赤ちゃんが泣いてるのに放置なんて罪悪感..
こう思う親は少なくないはずです。
それなら、起きている間にスキンシップや遊ぶ時間を意識的に増やしてみてはいかがでしょうか。
<起きている時の関わり方>
- 日中は求められるだけ抱っこをする
- 「大好き〜!」と言いながらハグをする
- 寝っ転がって絵本の読み聞かせをする
- たくさん話しかける
- お散歩に連れ出して景色を見せる
月齢が大きくなれば遊びのレパートリーも増えますし、外出の行動範囲も広がって親子でたくさん楽しめます。
ママやパパが笑顔でスキンシップをたくさんすれば、赤ちゃんも安心しますしネントレに素直に反応してくれるでしょう。
7.経験者に相談してみる
ネントレで後悔しない方法として、経験者に相談することをおすすめします。
でも経験者が周りにいない…
大丈夫です!ここにいます。
ネントレについてのお悩みは、私が相談に乗りましょう。過去にもこのブログを経由してお問い合わせいただき、メールにて回答いたしました。
ブログの記事ではお伝えしきれない、個別の事情を考慮したアドバイスができたため読者の方に満足いただけて嬉しかったです。
もちろんお金は取りません!!ぜひ、お気軽にこちらまでどうぞ♪
ネントレで赤ちゃんが笑わなくなるって本当?そう感じる理由
「ネントレで赤ちゃんが笑わなくなる」という情報をネットで見かけたことがあるかもしれませんが、医学的な根拠はないです。
実際私も笑わなくなったと感じたことはないです!
それどころか息子も娘もよく笑う赤ちゃんで、知らない人にも愛想を振りまいてどこに行っても可愛がられていました。
ネントレ育ちの赤ちゃんはよく寝るため、起きている時間は常に機嫌がいいです。
じゃなんで笑わなくなったって言われるの…??
ネントレは広く一般的に浸透しているものではないため、誤解が一人歩きしている気がします。
我が家の子どもたちふたりのネントレに成功した私が、笑わなくなったと言われる理由を考えてみました。
理由1.いつもと違うルーティーンに不安を感じている?
ネントレ=生活ルーティーンを整えるのが基本です。
今までは…
- 好きな時に寝かせる
- 泣いたらおっぱい
という過ごし方をしていた方がほとんどでしょう。
しかし、ネントレをすると毎日決まった時間に赤ちゃんの世話をすることになります。
<赤ちゃんのお世話>
- 起床時間
- 授乳・離乳食時間
- お昼寝時間
- お風呂の時間
- 就寝時間
今まで赤ちゃんの都合で過ごしていたものが急に親主導に変わるため、不安を感じているのかもしれません。
確かに、ネントレを始めて1週間はよく泣きました。
なんで!?今までと違う…
しかし、個人差はありますが1週間もすれば赤ちゃんは慣れてくれます。
それに笑わなくなったわけではありません。泣いている時間もあれば、声を上げて大笑いする時もあります。
それはネントレをしていない赤ちゃんでも同じことです。
我が家の子どもたちは、現在は6歳と1歳半になりました。
ふたりとも毎日よく笑いますし、泣くこともありますが心身ともに健康に育っていて本当に尊いです。
理由2.泣いてもしばらく様子を見るから
ネントレでは、赤ちゃんが泣いてもすぐに抱っこや授乳をしません。
赤ちゃんが泣いた=お腹が空いている
ではないんです。
眠いから泣いてることもあるよ!
え?!そうなんだ?!
生後まもない赤ちゃんは、2時間も起きていれば疲れて眠くなってしまいます。眠いから泣いているので、おっぱいやミルクを与えても泣き止みません。
でも、眠いかお腹空いてるか見分けつかない…
ルーティーンで過ごしていると、そろそろ眠くなる時間だ!ってわかってくるよ!
眠くなりそうな時間に泣いていたら、まずは寝かせる方向で赤ちゃんを寝室に連れて行きます。
ベビーベッドや布団に寝かせて、10分ほど様子を見るのです。
泣いてる10分はすごく長く感じるよね…でもこれはあくまでネントレ!
泣いてる時にいったん何もしないことが、ネガティブな印象を強めている可能性があります
そのため、ネントレしている赤ちゃんは笑わなくなったと感じるのかもしれません。
理由3.親の罪悪感
ネントレしている赤ちゃんが笑わなくなったと感じるのは、親の罪悪感から発生している可能性があります。
ネントレを始めた最初のうちや、急にうまくいかなくなると
やり方あってる??泣かせすぎて大丈夫かな…
と、何度も不安になり赤ちゃんに対してどうしても罪悪感を覚えるでしょう。
私もネントレがうまくいかない時は、どこにも発散できないもどかしさでストレスやイライラを感じたことは事実です。
そんな時に身近に相談できる人がいない場合や、ネットの情報が不十分であればネントレ自体に疑問を持ちますよね。
ネントレが定着する1ヶ月後には、きっと罪悪感を持っていたことなんて忘れるぐらい順調に過ごせます!
ネントレのメリット
ネントレを体験して感じたメリットをご紹介します。
ネントレ中はさまざまなトラブルに直面し、親としてもメンタルがやられることがありますよね。
実際私も、
大変なネントレを頑張って成果が出ればいいけど…
先の見通しが立たず不安になったことは何度もあります。
そうならないために、ネントレのメリットをたっぷり紹介させてください!
<ネントレのメリット>
- 親の睡眠不足が解消する
- 起きている時間はずっとが機嫌がいい
- 外出・人の訪問予定が立てやすい
- 寝かしつけいらずで体が楽になる
- 親子で心身ともに健康になる
ひとつずつ詳しく見ていきます!
1.親の睡眠不足が解消する
ネントレのいちばんのメリットは、親の睡眠不足が解消することです。
ネントレのおかげで生後2ヶ月で夜通し睡眠に成功!睡眠不足とは無縁でした!
赤ちゃんを見に来てくれた友人や親戚に
『寝不足で大変でしょ〜?』
と聞かれましたが、全くそんな思いはせず夜泣きもないことを伝えると驚かれました。
赤ちゃんが寝てるいあだに家事を済ませたり、好きなことできるね!
結果的に日中は赤ちゃんに100%向き合えるため、とても充実した時間を過ごせました。
2.起きている時間はずっと機嫌がいい
ネントレが定着し出すと同時に、起きている間はずっとニコニコ過ごせるようになります。
眠い時に眠れてスッキリ!!
おかげで日中は活動的に過ごせてご機嫌です。
ニコニコご機嫌な赤ちゃんを見ると、とても満たされた気持ちになります。
3.外出・人の訪問予定が立てやすい
ネントレをすると毎日同じルーティーンで過ごすことになるため、外出や人の訪問予定が立てやすいです。
この時間はお昼寝だから外出は控えよう。人を呼ぶのは赤ちゃんが起きてるときに。
例えば赤ちゃんを見に親戚や友人が訪問した際、ずっと寝てて抱っこしてもらえなかった場合や起きていても泣きやまず不機嫌だったら少し残念ですよね。
ネントレ中の赤ちゃんなら起きている時間もだいたい決まっていますし、ご機嫌で過ごしてくれるので計画が立てやすくなります。
1日中外出する場合も、お昼寝時間中に移動すればバスや電車などの公共交通機関もしくは車の中でぐずることもなくスムーズです。
ベビーカーの上でぐっすりお昼寝2時間することもあるよ♪
赤ちゃんがお昼寝中にカフェなどで休憩することも可能です。
4.寝かしつけいらずで体の負担が少ない
ネントレ中は寝かしつけいらずなため、体の疲れがほとんどありませんでした。
抱っこの寝かしつけで腱鞘炎になったとか、身体中が痛いとか言うよね?
そうそう、だから産後の寝不足や体のダメージは覚悟してた!
話を聞いておびえていたのに、ネントレのおかげで無縁な生活を送れました。
ちなみに上の子の時に大活躍したアイテムは、抱っこ紐よりベビーカーです。
ベビーカーでお散歩や遠出、お昼寝も済ませていたので体がとにかく楽!
お散歩や外出ついでにお昼寝できるから赤ちゃんも嬉しいよ♪
抱っこ紐はほとんど使わないまま終わりましたが、下の子の時は大活躍しました。
5.親子で心身ともに健康になる
ネントレが成功した後は、親子で心身ともに健康的な毎日が送れてとてもいい状態でした。
ただでさえホルモンが乱れて精神的に不安定な産後に、赤ちゃんが寝ない悩みや夜泣きストレスがないだけでこんなにも穏やかな日々になるとは驚きです。
睡眠不足が与える影響は大きいってことだね!
寝る子は育つという言葉があるように、我が家の子どもたちはすくすく成長し心身ともに健康的に過ごしています。
ネントレのデメリット
ネントレはメリットの方が大きいですが、少なからずデメリットもあります。
事前にデメリットを知っておけば対策も立てやすいため、私が感じたデメリットを体験談を交えて紹介いたします。
<ネントレのデメリット>
- 親の忍耐力がいる
- 住環境次第では難しいかも
- 周りから理解が得られにくい
- 添い寝ができない
1.親の忍耐力がいる
ネントレの最大のデメリットは、親の忍耐力がいることです。ルーティーンやひとりネンネが定着するまでは親にとって修行になります。
- 泣いている赤ちゃんの様子を見る
- 外出でスケジュールが乱れた時の調整
- 寝ないでほしい時間に寝てしまった
- 例外的に泣き止まない時の対応
思いもよらぬことが発生すれば、その都度親が対処しなくてはなりません。
外出時、移動中に赤ちゃんが眠くなってしまい昼寝時間が大幅に乱れることはよくありました。
その場合の対処法はありますが、ネントレ自体になれていない間は不安を感じやすいです。
昼寝が乱れたから、夜寝なかったらどうしよう…
ネントレはスケジュールがきっちり決まっているため、人によっては窮屈さを感じるかもしれません。
また、ネントレはひとりでぐっすり眠るように赤ちゃんに教えるトレーニングなため、慣れるまでは赤ちゃんもよく泣きます。
泣き続ける赤ちゃんを抱っこできず、精神的に辛いと感じることもあるでしょう。
2.住環境次第では難しいかも
ネントレ中の赤ちゃんの寝室は、基本的にひとり部屋でベビーベッドで寝ます。
住環境的に子ども部屋がない場合や、ベビーベッドをおけない広さの部屋なら完璧にネントレの部屋を再現できない可能性があります。
うちも2Kで狭かったけど工夫してなんとかなったよ!
元々ネントレは海外から入ってきたもので、赤ちゃんの頃から子ども部屋が用意されている環境とは異なります。
ネントレを成功させるためには部屋作りから工夫が必要なので、ぜひ私のネントレ中の寝室についてを参考にしてください。
3.周りから理解が得られにくい
ネントレは元々日本ではあまり馴染みがないもので、実践している人はまだまだ少ないです。
困った時に気軽に相談できる人が近くにいればいいけど…
ネントレを始めたばかりの頃、赤ちゃんの睡眠について相談しても「いつか寝るようになる」としか言われなかったです。
泣いている赤ちゃんをすぐに抱っこしないことや、スケジュールが決まっていることに理解を得られない可能性もあります。
『赤ちゃんにスケジュールだなんて無理があるよ〜』
私も実母からだいぶよくない顔をされて少し残念な気持ちでした。
夫からはネントレへの協力は得られましたが、何か問題があった際意見の食い違いで険悪になったこともあります。
4.添い寝ができない
赤ちゃんとの添い寝は、この時期だけの醍醐味と言えます。
ネントレは、赤ちゃんがひとりでベビーベッドや専用の布団で寝ることが目的です。
添い寝が当たり前になってしまえば、ネントレの意味がない!
でも赤ちゃんと添い寝ができないのは少し寂しい…
それなら、日中隣り合わせで仰向けになり絵本を読み聞かせると添い寝の擬似体験ができます。
もしくは、
『今日は添い寝する!』
と、1日だけ大人のご褒美デーを設けてもいいかもしれません。
我が家の上の子も、たった1日だけどうしてもひとりで寝れない時がありました。
ネントレ中でしたが仕方なくその日だけ親のベッドで添い寝をすると、とても安心したようにスーッと寝てくれたことがあります。
ちょっと寒かったんだよね〜
翌日から部屋の温度を見直し、布団を温かいものに変えてネントレを再開してみました。
すると、いつものとおりにひとりで寝てくれたのでほっと一安心。
ちなみに6歳になった息子の今は、私と同じベッドの隣でスヤスヤ寝ています。赤ちゃんの頃に十分な添い寝はしませんでしたが、成長して隣で寝る日常もあるんです。
ネントレで育った子どもたちの今
ネントレで育った6歳と1歳半(2024年7月現在)の子どもたちの現在の様子をお伝えします。
6歳の息子
小学生になった息子は、元気いっぱいでまるで山猿が家にいるかのようににぎやかです。泣いたり笑ったり、いろんな表情を見せてくれます。
<息子のいいところ>
- よく寝る
- よく食べる
- よく笑う
- よく遊ぶ
- 水泳が得意
- 幼稚園は皆勤賞
- 集中力がある
- 毎日学校や学童に行く
毎日学校や学童に元気に行ってくれることは、当たり前のようですがとてもありがたいことです。
心身ともに健康な証拠!
その証拠に幼稚園では皆勤賞をもらいました。
工作をする時は持ち前の集中力を発揮し、作りたいイメージ通りの作品制作もあっという間です。
安定した精神状態は、ネントレで培った積み重ねだと自負しています。
1歳半の娘
ネントレが2回目となった私はある程度見通しがあったため
多少寝なくても大丈夫〜♪
という変な余裕があり、上の子よりゆっくり進めました。
とはいえ、上の子の世話もしながらのネントレは少し大変です。定着までは1ヶ月ほどかかりましたが、現在1歳半を迎えかわいい盛りです。
<娘のいいところ>
- 自己主張がはっきりしている
- 活発で好奇心が旺盛
- どうぞ、こっち!などのやりとりが得意
- 声が大きい
- 表情が豊か
5歳差のお兄ちゃんの影響で、自己主張がしっかりした活発さを発揮しています笑
笑う時はゲラゲラ大きな声で、泣くときは腹の底から不快感をアピールし喜怒哀楽が強めな赤ちゃんです。
ネントレで赤ちゃんが笑わないなんて迷信だよ〜♪
ネントレによくある疑問
ネントレによくある疑問をまとめました。
後悔しないネントレを行うために、ぜひ参考にしてください。
Q1.いつからネントレを始めましたか?
各家庭様々なため、1番多いのはこの時期!との断定は難しいです。
ただ言えるのは、より小さい時期に始める方が早く定着します。
<我が家の子どもたちの例>
赤ちゃん | ネントレ開始時期 | ネントレ定着時期 |
---|---|---|
上の子(息子) | 生後2週 | 2週間 |
下の子(娘) | 生後1ヶ月半 | 1ヶ月 |
もし生後半年ごろから始まる夜泣きの対策をしたいなら、それより1〜2ヶ月前から始めると間に合うでしょう。
Q2.うまくいかなかったときの対処法は?
ネントレがうまくいかない日の対処法は、
- 原因を考える
- 改善をする
- 抱っこする
- 添い寝する
- 寝ない時は起こしておく
赤ちゃんもロボットではないので、たまにスケジュール通りにいかないこともあります。
うまくいかないことにストレスを抱え、赤ちゃんのお世話が十分にできなくなってしまえば身も蓋もありません。
そんな時は割り切って、ネントレを一部中断してもいいでしょう。
また次の日から仕切り直せばいいよ♪
Q3.泣き止まない時や泣き声に耐えられない場合は?
ネントレ中は抱っこに依存しないことが重要ですが、ずっと泣き続けている赤ちゃんを放置できないという気持ちもあるでしょう。
<泣き止まない・泣き声に耐えられない場合>
- 家族やベビーシッターを頼る
- 赤ちゃんのスケジュールを見直す
- ネントレで取り入れないことを決める
家族やベビーシッターを頼って、いちど赤ちゃんから離れることも有効です。
ネントレを頑張っていると、どうしても精神的に辛いタイミングがあります。そんな時は無理をせず、自分だけで解決しようとしないことが大切です。
赤ちゃんに合った方法にアレンジしてOKだよ!
ネントレで決められたスケジュールは一般的なもので、全ての赤ちゃんに最適ということでもありません。
- お昼寝時間を30分長くする
- お昼寝時間を30分短くする
- 就寝時間を30分遅くする
- 真夏はお昼寝を長くとる
- 夕寝をなくすタイミングをずらす
真夏の暑い時期は、体力の消耗が激しいためお昼寝が長くなることもあるので、臨機応変に対応しましょう。
赤ちゃんのお昼寝はベビーベッドでさせることが基本とされていますが、朝寝と夕寝は抱っこで外出中にさせるなどマイルールを定めます。
ネントレを実行する家族の都合もあるので、全てを取り入れず優先順位を決めて実践するとスムーズに進むはずです。
まとめ:ネントレして後悔もなければ笑わなくなったことはない
ふたりの子供をネントレさせ、後悔したことも笑わなくなったと感じたことは一度もありません。
寝不足とは無縁で、本当にやってよかったなと思っています。
ネントレが定着するまでは親の忍耐力が必要ですが、まずは3日試すなど期限を区切ってやってみるといいでしょう。
日本ではあまり馴染みがないため、周りの理解が得られず悲しい思いをすることがあればぜひ私に連絡ください!
いつでも相談に乗りますよ♪