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ジーナ式を実践する人は寝室ってどうすればいい?
ジーナ式を唱えるジーナ・フォードさんはイギリス人。日本とは気候や住宅事情は異なり、
という疑問がいくつか出てきます。
その1つがベビーベッドについてでした。
日本の場合、ベビーベッドも置ける赤ちゃん専用の部屋を用意するのが難しいです。文化的に見ても、小さな頃から部屋で1人で寝かせる習慣はあまりないですよね。
そこで今回、ジーナ式成功者の私が実際に使った寝室はどんなものだったのか解説いたします。ベビーベッドは置いた方がいいのか、選ぶならどのメーカーがいいか、狭い空間をどう活用していたのか具体的に写真付きで教えちゃいます!
ジーナ式不向きだった我が家の間取り
2Kです。はい、狭いです。
キッチン 2.5帖 居間 7.5帖 寝室6帖 42平米強になります。
配置は、居間と寝室が隣り合わせなので息子が就寝後の音には気を使いました。そのぐらい狭くてジーナ式には不向きな居住空間です。
しかも寝室のベッドはシングルサイズを2つ並べているので、これにベビーベッドなんて置こうものなら、寝室では他に何もできません。
なので、仕方なくベビーベッドは居間に置きました。
え?じゃあどうやって赤ちゃん寝かせていたの?!
と疑問ですよね。
ちなみにこの居間ベビーベッドスタイルは、夜の23時頃の授乳が無くなるタイミングまで続きました。それまではどうやって過ごしていたかというと、自己流のスイッチ方式を採用していました。
- 22時半(途中から23時)の授乳までは寝室の親のベッドで寝てかす
- この授乳後は、居間のベビーベッドに移す
- それと同時に親も就寝する
旦那もこの時間までには帰宅し、食事、お風呂を済ませて就寝なので規則正しい生活になりました。
ジーナ式の夜通し寝に備えて生後7ヶ月で寝室の見直し
生後7ヶ月でこのスイッチ方式の見直しをせざるを得なくなりました。
スイッチ方式は、授乳のために起こすことを利用して寝かせる場所をチェンジできるので、授乳がなくなればわざわざ抱き上げて赤ちゃんを移動させなくてはなりません。
そこで起きてしまうリスクもありますし、かといって同じベッドで寝かせると今までの努力が水の泡になってしまう。
と気が付きました。
寝返りに成功した生後半年の頃は、柵のない親のベッドで寝かせることもヒヤヒヤしていました。
これ以上親のベッドの上では寝かせられない!
ということで、ベビーベッドを寝室へ移すことに。
物を減らし、ギリギリ動けるところまで親のベッドを動かし、なんとかベビーベッドを置くことができました。
本来のジーナ式は、別部屋の別ベッドですが、同室別ベッド方式になりました。ベッドからの転倒の心配がなくなり良かったです。
ジーナ式の寝室を再現できる必須アイテム感想
実際私が使っていた寝室グッズを紹介します。ジーナ式では必須と言えるベビーベッドや、暗い寝室を作り出すカーテン、DIYの写真など全てお見せしますので参考にしてくださいね!
KATOJI ベッド縦120センチ・横70センチ
- 生後24ヶ月まで使用可
- 上下スライド式扉
- キャスター付きで移動も簡単
- 高さも二段階で使用可
ジーナ式の必須とも言えるベビーベッド。
寝相が悪くなってきも問題ない大きさ&スライド扉で開け締めもラクチン!
この上でおむつ替えをすれば、腰が曲がって痛い!なんてこともないのでとっても便利です。
ちょっと家事をしたい間もここに入れておけば、転倒や危ないものを触る心配もないので重宝しました。
ミニサイズ(縦90・横60)もありますが、すぐにサイズアウトして使えなくなります。こちらのレギュラーサイズであれば2歳前後まで使用しても大丈夫ですよ!
柵を下ろすとこんな感じです。
私はすぐ横に寝ています。ちょうど親のベッドと同じ高さなので、移動も自由にできるので良かったです。
完全遮光カーテン
1級遮光ではなく、完全遮光であることがポイント。隙間がなければ完全に真っ暗になります。
昼寝中や早朝に覚醒していたぽんぽんも、これに変えると起床時間までぐっすり寝てくれるようになりました。我が家の縦長の窓に合うサイズもあり、注文した翌日に届いたのも嬉しかったです。
ベビーベッドガード
寝ている間も動き回るようになると、柵に当たってガツンガツンと痛そうでした。柵の間に足が挟まって抜けずに泣き出すこともあって、こうなったらベッドガードの出番です。
- 通常サイズベッド用
- ぐるっと全周タイプ
- スライド扉にも対応
- お手頃な値段
ミニサイズベッド用ならたくさんありましたが、通常サイズのベビーベッドに対応した商品を探すのに苦労しました。
見つけた!と思っても15,000円超えと躊躇する価格。
そんな時にやっと見つけたこれのすごいところは、スライド式の扉にも対応した作りになっているところです。ベッドガードを都度外さなくていいので非常に楽でした。
寝具は西川リビング
敷きパッドは窒息の危険が少ない硬めを探し、掛け布団などの6点がセットになったこちらを購入。退院したその日からすぐ使うことができたので、妊娠中に用意しておくことをオススメします!
1人ネンネのための見守りカメラ
寝室に1人で寝かせた後は、
こちらのカメラで監視していました。
- 外からでもスマホの画面で確認できる
- 夜間モードあり
- 画面上で角度も調整できる
- アプリをダウンロードすれば、誰でも見れる
- 声も聞こえて、こちらから話しかけることもできる
旦那と私はそれぞれ対応したアプリをダウンロードし、いつでも寝室が確認出来るように設定しました。夜間モードもあるので、寝室を暗くするジーナ式には適していました。
ジーナ式の寝室は赤ちゃんと同室じゃないとだめ?
同室でなくてもOKです。ただしできればベビーベッドを使いましょう。
同じベッドや布団で寝てしまうと、せっかくの1人ネンネの習慣が付かなくなってしまう恐れがあるからです。
私のように、住宅事情から赤ちゃん専用の部屋を用意できない家庭も多いでしょう。
そんな時は親と同じ寝室にベビーベッドをおけば大丈夫です。
早朝覚醒対策
順調だった12時間夜通し睡眠。
1歳3ヶ月の終わりの頃、
なぜか急に早朝覚醒してしまう日々が続きました。
原因を考えると
- 日が昇るのが早くなった(4月頃だった)
- 隙間から漏れる光
これぐらいしか考えられませんでした。
すでに遮光カーテンは導入済み。
他に良いアイテム・・・と探すも窓のサイズの問題で見つからず。
と思いつきました。
- ダイソーのフェルト(黒)60センチ×70センチを18枚
- ダイソーの突っ張り棒 200円
黒いフェルトは人気があり1店舗で揃えることはできませんでした。結局3店舗回りましたが、それぞれのお店で在庫分をかき集めてもらい足りない分はお取り寄せ。4日ほどかかりましたが、全部揃えることができました。
フェルトを1枚ずつミシンで縫い、窓のサイズに合わせてカット。
突っ張り棒を通す部分も作り、即席カーテンの出来上がりです。
これで完璧に遮光されました!
我ながら良いアイデアでした。
突っ張り棒で固定
使用しない時は、このように収納(?)できます。
カーテンレールの上に丸めて置く
こちらはカーテンレールが天井にくっついているタイプなので、丸めて収納することができません。なので横の物干しにかけることにしました。
まとめ
狭小な日本の住宅事情でも、工夫することで、ジーナ式の寝室を再現することは十分可能です。最終的に、同室になりましたが、ぽんぽんは夜通し寝てくれるし1人寝も出来るので特に問題は無かったです。
ベビーベッドが無い場合、同室別布団でも大丈夫だと思います。その場合、ベビーベッド同様、寝返りで物や壁にぶつかることを想定して対策することは必要ですね。
狭い住宅でも諦めないで、是非ジーナ式に挑戦してみてくださいね!